本記事では、主に自動車業界で材料や部品を調達する際に使用される「自給材」と「支給材」の違いについて、ボデーメーカー・Tier1サプライヤー・Tier2サプライヤーの例を基に解説をします。
自給材
自給材とは、仕入先から直接調達をする材料や部品のことを指します。例を用いると、Tier1サプライヤーとTier2サプライヤー間でモノ・金銭のやり取りが発生します。

支給材
支給材とは、納入先から支給される材料や部品のことを指します。例を用いると、モノの流れはTier2サプライヤー→ボデーメーカー→Tier1サプライヤーのように流れます。一方金銭は逆に、Tier1サプライヤー→ボデーメーカー→Tier2サプライヤーと流れます。なお一部のケースでは、モノをTier2サプライヤーからTier1サプライヤーへ直接納入をする、直送支給という形態が採られることもあります。

